京創舎Blog
2017年11月21日(火) #イベントレポート #スタッフ日記 #暮らしと投資 #河野日記
「暮らしと投資」読書会レポート
おはようございます。京創舎スタッフ河野です。先日11月8日は京創舎会員で結成した「暮らしと投資」の読書会が行われました。facebookとPeatix上にて告知を行い、外部からの参加者も募りました。今回はその模様を具体的にお伝えしたいと思います。
読書会にした理由
まず、なぜ投資なのに読書会なのか。投資関連書籍というのは数多く存在しますが、一般的に投資と読書会というのはなかなか結びつかないかもしれません。我々「暮らしと投資」が読書会をやろうという話に至った理由は、他に何をやればいいかわからなかったからです!
もともと投資家の人とおしゃべりできる機会として始まった「暮らしと投資」でしたが、酒を飲みながらだらだら喋るだけの集まりが3回4回と続くうちに、このままではいかん!ということになりました。
目標数値の立て方から銘柄選定の基準までお話を聞いていると、そろそろテーマとして掲げる話題がなくなりました。とりとめない投資トークをアドリブでかまして頂けるのはありがたいのですが、その場のノリと勢いに頼ることになり、何か柱になるような活動も行いたい、外からも人が呼べるような活動がしたいという声が挙がり、出てきた中川さんのアイデアが読書会でした。
読書会の手順
具体的には、ABD読書法という多人数で一冊の本を分割して読む形式の読書会をやることになりました。今まで参加したことあるのは中川さんだけ。その他のメンバーはABD読書法がなんなのか、読書会とは一体どういうものなのか、よくわからない状態で当日を迎えました。メンバーだけで事前に集まり、ABD読書法とはどういうものなのか、どのようなタイムスケジュールで行っていくか、中川さんより説明を受けます。
まずは人数に合わせて本の裁断から始まります。今回対象となった本は邱永漢著「新・メシの食える経済学―お金に恵まれる人生への手引き (知恵の森文庫)」で、13章ほどに分かれていたため章ごとに分割することができました。
次に、裁断した章パートをそれぞれに配り、読書タイムへと入ります。今回は6人なので一人2章、45分という配分になりました。読書の次には各自のパートの要約が待っているため、読みながら線を引いたり、キーワードを抜粋したりします。
読書タイムが終わると、プレゼン用の資料作成に入ります。資料と言っても自分が読んだパートにおけるキーワードを抜粋して書くだけ。読書中に感じた重要だと思われる語句、各自のパートの肝となる部分をキーワードとして紙に書き出していきます。
そしてプレゼンです。キーワードを書いた紙を壁に貼り出し、資料を元に各自パートを要約します。ここでは自分の意見を挟まず、書いてあったことをそのまま伝えるのがポイントとなってきます。自分の意見は次のディスカッションへ持ち越しになります。
プレゼンが終わると、壁に貼られたキーワードの中から参加者が気になったキーワードにチェックを入れていきます。チェックが多かったキーワードから順に、ディスカッションのトークテーマとなります。
進行の手順としては、
- 本を裁断・パートの配布
- 読書タイム(45分)
- 要約タイム(15分)
- プレゼンタイム(各自5分×6)
- 休憩・キーワードチェック(5~10分)
- ディスカッションタイム(30分)
合計2時間ちょっと、今回は2時間半にしてディスカッションタイムを少し長めに設定したはずでした。
いざ、本番
これからも「暮らしと投資」をよろしくお願いします
読書会は初回にして無事に終わりました。普段本を読まない方や、投資関連書籍を読んだことがなかった人にも、新しい世界への扉が少し開けたんじゃないでしょうか。今後の課題もいくつか残りましたので、改善していきながら次回へつなげたいと思います。また、読書会以外の活動も何か考え中です。
ご興味をお持ちいただけた方、質問やご意見頂ける方は、「暮らしと投資」のfacebookページまでどうぞ。
京創舎スタッフ 河野
前回までの活動