京創舎Blog
2017年02月25日(土) #イベント #イベントレポート #大武日記
2月11日開催 コーヒーワークショップ イベントレポート
こんにちは!スタッフの大武です。
先日開催された「珈琲のある暮らし~自分のコーヒーを見つけるためのワークショップ~」に参加しましたので、その様子をお届けします。
その前に、私がなぜ参加したかというと...
コーヒーを淹れられるようになりたい!
京創舎には、こだわりの豆と器具が揃っていますが、
私は淹れ方がわからず、ずっと使うことなく半年も過ぎてしまいました。。。
せっかくの環境なのだから、お客さんをコーヒーでもてなしたい!
というわけで、今回のコーヒーワークショップに前のめりで参加しました。
講師紹介:マルトシ珈琲 新谷充弘さん
講師は、京創舎にも豆を納品してくださっているマルトシ珈琲代表、焙煎士の新谷さんです。
京都で創業40年。
亡き父の代から引き継いだ味を守り続け、またそれぞれのお店の味や珈琲の特長を出せるよう、
常に珈琲豆を知り、焙煎技術を磨き、ブレンドを追求してきました。
流行やトレンドといったものではなく、珈琲を飲まれる方がどこか優しいと感じるような、
一杯でほんの少しでも気持ちが豊かになれるような、そんな珈琲づくりを目指しています。イベントページより
実演レクチャーと飲み比べ
今回ご用意いただいた豆は3種類。
ざっくり言えば、浅煎り、中煎り、深煎りです。
それぞれの豆の説明と淹れ方のレクチャーを受けながら、飲み比べ。
3種類の中から、後ほどの実践編で飲みたい1種類を選びます。
一番意外な味だったのが、浅煎りの豆。
浅煎りは酸味が強いのが特徴ですが、イメージしていた酸味と違いました。
フルーティであっさりしていて、「濃い紅茶みたいでしょ?」と新谷さん。
私は酸味のあるコーヒーが苦手でしたが、その価値観が逆転!
これを選ぶことにしました。
実践!淹れあいっこ
次はいよいよ、参加者がコーヒーを淹れる番です!
飲み比べの結果、同じ豆を選んだ参加者同士でペアになり、お互いに淹れあいっこします。
淹れあいっこするのは、「誰かに淹れてもらうコーヒーの美味しさ」を味わうためです。
相手に、どんなコーヒーが飲みたいか尋ねて、豆の量を調整し、挽きます。
ミルを挽く楽しさ、お湯を注ぐ緊張感...
一瞬一瞬を、お互い固唾を飲んで共有して、一杯のコーヒーができました。
ああ!美味しい!
こんなに幸せなコーヒーを飲んだのは初めてかもしれません。
コーヒーのお供に
どんなお菓子が出てくるかと思いきや...
芋けんぴwww ※館長チョイス
しかし意外とコーヒーに合ってびっくり!笑
コーヒーにお砂糖を入れるより、何を一緒に食べるか考えた方がいい、
というのも新谷さんのアドバイス。
コーヒータイムのバリエーションが広がりますね。
コーヒーのある暮らし
実際に淹れてみると、必要な時間はほんの10分たらずです。
日々の暮らしの中で、その時間を取ろうと思えるかどうか?
コーヒーを淹れる時間は、ぐっと集中し、また香りに癒される時間。
それは自分へのご褒美ともいえます。
1日の始まりでも終わりでも、コーヒーを淹れる時間、自分を大切にする時間を取ることが、
暮らしを豊かにしてくれます。
そして、新谷さんが力を込めて仰っていたのが、
「誰かに淹れてもらうコーヒーが一番美味しい」
そのことを、今回のイベントで心から感じさせてもらいました。
だから、自分で淹れる時にも、自分自身に聞いてあげてください、と新谷さん。
"今日はどんなコーヒーが飲みたい?"
京創舎スタッフ 大武