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京創舎Blog

イベント
2017年06月23日(金) #イベントレポート  #スタッフ日記  #山口日記 
  
   

【イベントレポート】【スタートアップ経営講座】継続的な黒字事業にするために! ~まずは知っておきたい経営の大原則~

   

経営とは一体...?

過去には会社に勤めて、会社や社会にとっての利益を生むその一端を担っていたけれど...。

独立してからの黒字経営には何が必要か?

事業を立ち上げたものの、あまりにも大きな世界が広がっていると感じている方は多いのではないでしょうか。

今回は6/7に開催されたイベント、【スタートアップ経営講座】継続的な黒字事業にするために! ~まずは知っておきたい経営の大原則~ のレポートをお送りします。

経営の話を聞いた記憶がない

私自身、学校ではじっと数時間座って人の言うことを素直に聞き、実行する人を育てることに注力される教育を受けてきていて、経営についての話しはあまり聞いた記憶がありません。自分で考えて行動することに慣れていないのです。

黒字経営1.jpg

起業するということは、「経営」するということ。利益を出さなければ会社からリストラされるのではなく、人生そのものが苦しくなる可能性もあるのです。そういった場面で、分からないことを分からないままに進んでいくと、事業をスタートさせたものの、10年後には10パーセントしか生き残っていないという恐ろしい結果が現れてる以上、なくなってしまう90パーセントに入る可能性が十分高い事実が訪れます。学ぶことで解決できることがあるのであれば、きちんと学んでおくべきだな、と奥村さんのお話を聞いて思いました。

とにかく何が重要か

保険営業マンの奥村さんの経験から語られる、何が重要か。という言葉にピンときました。

今回は、MPA戦略モデルの効率的な活用(マーケティング、プロダクション、アカウンティング)の中から、アカウンティング(会計情報)を中心にお話してくださいました。

  1. 参考文献 イン・ザ・ブラック 継続的な黒字会社をつくる9つの原則 単行本 - 2007/1/25 アレン・B・ボストロム (著), 広瀬 元義 (著)

会計情報をつかむことは、家庭でいえば家計簿をつけて収支を把握することと同じ。支出が多ければ抑制し、赤字にならないようにすることが大前提です。経営者は会計情報を踏まえたうえで意思決定をすることが求められます。

何事にもバランスが大事

とはいえ、会計情報だけでは事業は成り立たないので、マーケティング、プロダクション、アカウンティングのバランスをとることが大切で、営業と生産のバランス、営業と会計のバランス等をいつも念頭に置くことが必要であると奥村さんは語ります。

エドワーズ・デミングを例に出され

  1. データ(活動を数字で表す)
  2. 情報(データをレポートにする)
  3. 知識(分析して応用レベルにする)
  4. 知恵(情報と知識、経験の直感)

よって、経営者は知恵に基づいて判断することが必要であるので、これを理解しておく必要があるとのことでした。

黒字経営2.jpg

天才に近づく方法として、統計(会計)に学ぶこととし、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」というオットー・フォン・ビスマルクの言葉を引用し、他者の失敗から学ぶことで失敗を避け成功することができるのだから、歴史は学ぶ方がいいとのことでした。

そう語る奥村さんも、学生時代に三国志などの歴史書物にはまった経験をお持ちでした。「伝記・歴史書を読むことは、多くの人の人生を疑似体験できる。」と話され、同じように孫正義なども読書の経験を経営術に活かされてるとのことで、どんな本(歴史マンガや伝記など)でもよいので、とりあえず読書をすることを強くお勧めされていました。

他に、読書についてはウォーレン・バフェットを例に挙げ、彼は1日のうち80パーセントを読書の時間に充てており、大学の講義でそれを聞いた人のうち、たった一人だけがそれを実行しつづけバフェットの後継者となった、というエピソードを話してくれました。

どんな人が成功するのか

奥村さんは、横柄な態度をとる人は商売がうまくいっているひとが少ないという実感をもつ反面、人の話を素直に聞く経営者が成功していると肌で感じているそうです。

奥村さんのお仕事では、とにかく悩みを聞くことから始まり、提案まで1年から2年の時間をかけられています。反対に、半年ほどでスムーズに進んだ話には成約とならないことが多く、如何に相手の悩みを聞き、信頼関係を築いていくかがポイントであるかとお話されていました。如何に経営者は悩んでいるか、それを打ち明けられる人が少ないか、という経営者の孤独を知る一言でした。

心掛けていることは、先に「情報」という利益を相手に与え、信頼を得てから商品を提案するとのことで、これを丁寧にすることで成約率をあげているのだそうです。

また、事業を成長させるポイントとして、ある程度事業が出来上がってきたら、苦手な業務や他の人にできる業務をアウトソーシングし、自分のやりたいことに力を注ぐことが大切であるとのことでした。

こういった話の中で最後には、「経営者は決算書を読めるようになることが必要」との一言が、ぐっさりと胸に刺さってきました。

人に話すことで違う視点が持てる

今回のイベントに参加して、奥村さんの話はとても分かりやすく、残りの2回を必ず受けるぞ!と思うとともに、自分ではわからなかった視点をもらえたことが収穫でした。何に困っているかをみんなの前で話すことがありましたが、恥ずかしがらずにオープンに話すことで、考え方や視点の違いを知ることが出来ました。一人では分からないこと、今更聞けないと思うこと、それを聞くことができる。これがこのイベントの醍醐味であると感じました。

今後、2回予定されている『スタートアップ経営講座』。次回の予定は決まり次第、京創舎のFacebookページにアップいたします。黒字事業に向けて、要チェックです!

京創舎スタッフ 山口