京創舎Blog
2017年06月19日(月) #イベント #カレーの会 #井垣日記 #書籍紹介
【食べること】と【オープンデイ スープカレーの会のこと】
こんにちは。スタッフの井垣です。
とうとう梅雨の季節がやってきましたね。
じめじめと蒸し暑い京都が今年もはじまります。
京都在住20年目に突入しましたが、いまだにこの蒸し暑さには慣れません。
体調を崩しがちな梅雨の時期は消化器系に不調が現れることが多いのですが、
今回は「食べること」について少し書こうと思います。
食べたものが自分をつくる
先日、漢方スクールに行ったとき講師の先生がこう仰いました。
『人は食べもののオバケ』だと。
私たちのカラダは両親から受け継いだ基本となる体質と、
これまでに食べたり飲んだりしたもので形成されています。
今の自分というのは、自らが選択し食べたものでできているのです。
そして、そのカラダはバランスを取りながら絶えず毎日変化しています。
最近では、オーガニックやヴィーガン、マクロビやコンビニ食、ファーストフードなど食も多様化しています。
国産のものなのか、国外のものなのか、添加物の入っているものなのか無添加なのか、農薬をつかっているのか無農薬なのか。
など色々とありますが、どれを選択するのかはそれぞれの自由です。
ただ、ちょっとだけ食べ物を選ぶ時、意識をしてみて下さい。
この食べ物を食べて心地いいかな?
今の季節の旬のものはなんだろう?
今日の体調はどうかな?
冷えるから温かいものを飲もうかな?
などそんな小さなことからでいいと思います。
実は普段何気なく食べている食材にはそれぞれが持つ色々な効能があります。
体調、季節、土地の風土などに沿って食べることを意識すると
身近な食材は、「くすり」にもなるんです。
カラダにいい物と思うものばかりを神経質に食べることが決していいことだとは思いません。
時々は何も考えず、欲のまま食べたいだけ食べて、カラダに悪いものもたくさん食べて。
次の日とってもしんどくて後悔したり。そんな日もあっていいと思います。
ただ、食べることを意識したら、
時々無理をして体調を崩しても、きちんと自分で調節できるようになるんです。
「食べることを意識することは、自分のカラダを意識すること」だと思います。
今日から、少しだけ食べることを意識してみませんか?
スープカレーの会のこと
ここ京創舎では、月に1度のペースでスープカレーの会を開催しています。
前回の様子
野田琺瑯のお鍋で炊くご飯もふっくら甘くとってもおいしいです!
スープカレーの完成
季節に沿った食材を丁寧に選び、その食材のもつ効能などを少しだけ意識して食べて頂けるよう心掛けています。
また、カレーの会の日はオープンデイとなりますので
この日は会員さんだけではなく一般の方も、京創舎のコワーキングスペースをご利用頂けるんです!
会員さんもそうでない方もカレーを囲み和気あいあいと打ち解けて楽しい会となっています!
そして、次回の開催が決定しました!!
梅雨の季節はカラダがだる重かったり、胃腸の不調などを感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、胃腸の消化を助けるスパイスや、水分代謝を促す食材を使ったスープカレーをご用意する予定です!
\オープンデイ/ スープカレーの会
「梅雨の養生スープカレー」
日時:6月30日 (金)10:00~17:00
(カレー提供時間 11:30~12:30)
場所:コワーキング∞ラボ 京創舎
人数:先着10名様
参加費:500円
オープンデーとなりますので是非この機会にご利用ください!
今日のおすすめ本
「食卓の情景」池波正太郎 著
(食のエッセイでは池波正太郎を好んで読みます。食べることへの探求心と、真摯な姿勢。こだわり、楽しみ、食を愛する池波正太郎の本を開くと単純にお腹がグーとなってしまいます。いつか池波正太郎の食跡を辿るツアーをするのが夢です。)
スタッフ 井垣