京創舎Blog

梅雨を吹き飛ばす！オススメ本の紹介

こんにちは。スタッフ川原です。

梅雨を吹き飛ばすような、最近読んだ元気になる本をご紹介します。

著者は京都のお寺の僧侶、英月さんのエッセイ。
タイトルは『お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました。』

お見合い35回...え？
アメリカに家出して...ん？
僧侶になって帰ってきました...はい？？

タイトルそのまま、波乱万丈！？
お見合い、アメリカ・サンフランシスコ暮らしでサバイバルするための努力、
様々な出会いを経て、
僧侶になるまでの道のりを、軽快な筆致で描いたエッセイです。

誰もが人生でぶつかる迷いや悩み。
自分の人生このままでいいのだろうか？
自分の居場所はここでいいのか？

その迷いは、いつのまにか握りしめている自分の正義のせいだったり、
本当は大事にしたい相手の握りしめた正義とぶつかりあってしまうせいだったり。
その最中にあるときは自分でもわかっていなかった人生のモヤモヤ。
著書は、それらの出来事が仏教の教えと結びついたことで、自分の進むべき道を見出していきます。

可愛い装丁に散りばめられた、一個一個のモチーフは
エッセイを読み終えてからもう一度見ると、また違って見えます(ぜひ書店などで見てください）。