京創舎Blog
2018年08月24日(金) #ひろさか日記 #イベント #京創舎の日常 #会員企画 #四コマ #職場体験
【会員さん企画】漫画家 職場体験!
先日、京創舎の会員さんでもある漫画家 藤原ヒロさんのご自宅兼職場にお邪魔して職場体験をさせてもらいました!
今回、2回目の開催となったのですが、第1回目はなんと深夜3時までに及ぶ長期戦だったという本企画。(まっすぐ漫画と向き合ってその時間!)
参加者も大変ですが、終始優しく指導やアドバイスをしてくれる藤原さん(以下、先生)は、もっと大変・・・・
本当に、ありがとうございます!!
今回はそんなマンガ家の職場体験中の様子をお届けします。
いざ、マンガ制作!
まずはネームづくり!
【ネームとは】漫画を描くときに、コマ割りやセリフ、構図やキャラクターなどを大まかに考える作業です。いわゆる漫画制作の設計図!
みなさん真剣そのものです。
サクッと書き終えて次の作業に移る人もいれば、しばらく頭を悩ませながらがっつり時間を費やす人も。
下絵作業
ネームが出来たら、続いては下絵を描く作業へ!
アナログかデジタル、自分の体験したい方に挑戦しました。
私はより漫画家気分を体感すべく、アナログに挑戦!
まずはネームで考えた内容に沿って、コマ割りやキャラクターの構図をシャーペンで下書きしていきます。
前回アナログを体験したという会員さんは、今回はデジタルに挑戦!
作業の流れは一緒で、モクモクと下書きを書き上げていきます・・・
ペン入れ
下書きが終わったら、ついにペン入れ!
憧れの、「ザ・漫画家!」という感じの作業です。
"Gペン"や"丸ペン"と呼ばれるいわゆるつけペン(インクにペン先をつけながら描く)などを使って、
キャラクターやセリフに命を吹き込みます・・・
デジタルの方は色も付けたりしながら、各々、自分の描きたいことをどうやったら上手に表現できるのか、試行錯誤しながら描き進めていきます。
トーンを入れて完成!
こちらも一気にマンガをそれらしくしてくれる「トーン」の作業。
雰囲気やイメージを強調したいコマに、スクリーントーンという専用のシートを使って好きな柄を貼り付けます。
ゆるっとしたイラストしか描けない私ですが、トーンを貼ることで一気に全体が引き締まって感激!
番外編
こちらは、「自分の名刺をつくりたい!」という会員さんの作業中のひとコマ。
たくさんある色見本から、自分らしい色を見つけていきます。
漫画家体験をしてみて・・・
先生も、第1回目の経験を踏まえて今回も確実に6時間以上はかかるだろうと予想していたハードなワークショップにも関わらず、会員さんたちの熱烈な希望と"ビジネスに使える創作活動を手助けしたい"という藤原さんの思いのもと第2回目が実現しました◎
漫画家は甘くない!という当然のことを身に染みて感じ、また自己表現の1つとして、楽しみながら創作することができました!
コワーキングに来る方たちはみんな活躍するフィールドもバラバラで、仕事における表現方法や、自身の発信の仕方も異なってくると思います。
今回は、1つの「漫画家」という職業における表現方法を学ぶことができて、大変勉強になりました!
こうした『お互いの職業を知る』機会も、とてもいいですね!
京創舎スタッフ 廣坂