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京創舎Blog

日記
2018年05月29日(火) #スタッフ日記  #京創舎の日常  #田村日記 
  
   

京創舎という名の「仕掛け」と「社会」

   

皆さんこんにちは!スタッフの田村です。
私は昨年の8月から勤務し始めて、10カ月が経ちました。
コミュニティとか場づくりとか、それまでの人生ではあまり関わった経験がなかったのですが、京創舎という場所でこの10カ月間さまざまな経験をさせてもらいました。

運営会社(株式会社 八清)でもなく、会員でもなく、一スタッフという丁度中間の立ち位置である私の目から見えた面白いこと。たくさんあります!!

今日はそんな、外からすぐには見えないこの場所の価値を書いてみたいと思います。

その① 想いをもって考えられた「仕掛け」

まずは、路地奥の町家コワーキングとして知られている京創舎のハード面について。
天然木のぬくもりあふれる空間には、この場所に集う皆さんに徹底的にリラックスして仕事をしてもらうための仕掛けがあるんです。

1、下駄箱に込められた想い

京創舎には下駄箱があって、室内では皆さんスリッパで過ごしています。
「オフィスなのに靴を脱ぐなんて...!」と驚かれるでしょうか?

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実はこれ、この場所に集う皆さんにリラックスして頂くための仕掛けなんです。

リラックスした家のような場所で、会員さん同士ありのままに本音で意見を交わし、本質的な価値を生み出していけるように...。
そんな場所を目指して、入口である玄関には下駄箱が設置されています。

2、会話が生まれる!キッチン配置

京創舎内で会員さん同士の交流が生まれる場所、それはまずもってキッチンです!
このキッチンは受付デスクも兼ねており、私達スタッフが常駐し、日々ファシリテーションの役割を担っています。

会員の皆さんがご飯を食べに来たり、飲み物を淹れに来たりした時、必ず顔を合わせ交流が生まれる仕掛けになっています。

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いつも笑顔が絶えない、明るいキッチン。
「今日は天気がいいね」という雑談から、時に未来のでっかい夢まで、ざっくばらんに話せるのがこの場所です。

3、和室の癒し

1階の奥には、坪庭の見える和室があります。
ちゃぶ台でクッションにもたれながら発想したり、語り合ったりできる場所です。

いつしか窓辺にはソファが設置され、この場所でのワークを私たちはツボニワークと呼ぶようになりました。

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シャキッと仕事をしたい時には、もちろん机と椅子があります。
逆にちょっと気分をゆるめて、伸びやかにアイディア出しをしたり、文章を綴ったりしたい時には和室がオススメ。

気持ちが開放的になれる場所だからこそ、出来る仕事ってありますよね。


以上、この場所のハード面に込められた、会員さんを徹底的にリラックスさせる仕掛けについてご紹介致しました。
コンパクトな空間に仕掛けがギュッと詰まっていることが伝わりましたでしょうか。

私はスタッフとして勤務する中で、ここの仕掛けを一つ一つ見つけたり、教えてもらったりして、それがとても興味深くて...!
皆さんにもお伝えしたくてまとめてみました。

その② オフィスという形態をとった「社会」

さて、京創舎はもちろん仕事をするオフィスではありますが、コミュニティ創造を極めて大切に考えています。
今度はそういった、ソフト面のお話です。

実は京創舎、オフィスという形態をとった「社会」の形成を目指しているのです。

京創舎がオープンして1年半。
仕掛けの詰まったハード面の基盤の上に、今どんな社会が育ちつつあるのでしょうか。
そう、とっても面白い社会が出来つつあるんです!

1、名刺のいらないフラットな関係性

ビジネスの現場というのは、たいてい名刺交換から始まります。もちろん京創舎でも名刺交換自体は行われています。

けれど会員さんの様子を見ていて思うことは、全く名刺の必要ない関係性が成り立っているということ。
そしてそれは、極めてフラットな関係性だということです。

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会員さんは、業種も社会的地位も年収もそれぞれ全く違います。
大きな会社の社長もいれば、これから事業を始める人もいます。
けれど靴を脱いで京創舎に入ると、一人の人間に戻って皆さんフラットに会話をされています。

もちろんお仕事の話は、たくさんします。
これから展開したい事業の話とか、夢とか、具体的な業務の相談とか、いろいろ。

なので皆さん、相手のお仕事のことを理解して尊敬していると思います。
けれどそれは、相手の地位とか業績とかに対してというより、相手をよく理解した上での、そのような地位や業績を築き上げて来た相手そのものに対して向けられる敬意なのだと思います。

きっとこういうフラットな関係性は、ハード面で徹底的にリラックスできる仕掛けが用意されていることと無関係ではないでしょう。
人間そのものと付き合えるのが、この場所の魅力であり、魔法でもあると思います。

2、会員さんの多様性と共通点

現在京創舎にいる会員さんは、本当に多種多様です。

・英語と映画が好きで、映画の翻訳をしている方

・キャリア教育をしている、面白いことが大好きな会社さん

・他府県をまたにかけて活動している臨床心理士さん

・新たなマンガの在り方を模索する売れっ子マンガ家さん

・大学のキャリアセンターにお勤めで、個人でのお仕事も広げようとしているキャリアカウンセラーさん

・毎日コツコツとPC作業を続けて、ゼロから1人で創作するゲームクリエイターさん

・企業の未来を想像するのが大好きで長期投資を得意とする投資家さん

などなど。他にも多彩な仲間が揃っています!

また働き方のスタイルも、フリーランスの方から、多くの社員を抱えている方まで、実に多様です。

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ただ、そんな多様性の中に、1つ譲れない共通点があります!
京創舎は「暮らし」がコンセプトのコワーキング。
暮らしへの想いを持っているという点でつながっています。

皆さんが暮らしの中で大切にしていることは何でしょう?
それはお仕事にどうつながっていますか?

どんな仕事も必ず社会の中で私たちの暮らしに寄与しています。
皆さんのお仕事が、どんな風に自分たちの暮らしとつながるのかを認識すること。
それは見失いがちだけれど、実は大切なことだと思います。

京創舎に入会頂く際には、面談の場でそのようなお話しを交わしています。
(面談といっても、硬くはなく、楽しく会話をするスタイルです!)
ドロップイン会員さんであっても面談をしているのは、他のコワーキングと比べると珍しいかもしれません。
その理由は、京創舎が多様性の中にも「暮らしへの想い」という共通点を大切にしているからなんです。

この共通点でつながった会員さんたちが集う、安心できる空間。
けれど多様性にあふれた空間。

そんな空間である京創舎で生まれたコミュニティーは、おだやかで、自由で、時に熱く、時に無邪気で...。
お互いに刺激し合い、力づけ合っているような社会が生まれていると思います。

3、盛り上がりを見せるクラブ活動

京創舎の会員さんは、遊ぶことも大好きです!
遊びと仕事は、実は如実につながっているもの。全力で遊んで、そして集中して仕事をする。
そんなスタイルは理想的かもしれません。

京創舎では、現在クラブ活動が盛り上がりを見せています。
登山部、カラオケ部、茶道部、社会学部、ラーメン部、ボードゲーム部、京都観光部などなど。

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ホワイトボードに自由に書きこんで、時にはFacebookで仲間を募りながら、活動しています。

オフィスだけでは見えない面が見えて来て、人と人とのつながりが深まっています。
(下の画像は登山部で愛宕山に上った時のものです!)

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以上、現在の京創舎に芽生えている「社会」についてご紹介致しました。
私自身は大人になってこういう社会に出会ったのは初めてだったので、嬉しく感じています。
そして、この社会は自然に出来た訳ではなく、ハード面・ソフト面ともに意思を持って目指されたものだったのだなぁと。
スタッフ勤務を始めて数か月して、少しずつ気づいたのでした。

〈まとめ〉人が人として、ありのままで居られる場所

京創舎の見えない価値をぜひご紹介したくて、言葉にしてみました。

きっとこれからも、新たな価値が見えてくると思います。
そしてスタッフとして、この場所に価値を生み出す役割も果たせたらと思っています。

なぜなら、こんな風に人が人として、ありのままで居られるオフィスは、きっと現代社会において稀有で、とても貴重なのではないかと思うからです。
人間の本質的な幸せにすごく近い場所なのではないかと感じています。

多様な会員さん同士のフラットな交流から、日々刺激を得たり、時に全力で遊んだりしながら、真剣に仕事に向き合える場所(社会)。
それがきっと京創舎。

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もし興味を持って頂けたら、是非ご見学(要予約)にいらして下さい。

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スタッフ 田村