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京創舎Blog

日記
2018年03月10日(土) #スタッフ日記  #書籍紹介  #田村日記 
  
   

【書籍紹介】挑戦への勇気が湧く2冊と、成功と幸せの軸と。

   

こんにちは!スタッフ田村です。
今日は京創舎の2階にある、館長の蔵書からおすすめの2冊をご紹介します。

普段コワーキング会員さんは1階で過ごしていらっしゃるので、なかなか2階に上がる機会がないかもしれません。(どうぞ遠慮なく2階に上がって来てくださいね!)
2階の壁面にはずらーっと館長蔵書が並んでいます。

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教育学・コミュニティー形成・社会学・哲学・ビジネス・サブカル...etc.
なかなか深淵なラインナップで、この蔵書を見て京創舎への入会を決めた会員さんもいらっしゃるのだとか!

揺さぶられた1冊目

さて、ソーシャルビジネスへの興味が強い私は、さっそく面白そうな本を手に取りました。

  1. 「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう(外部リンク)

たしか誰もいない日曜の朝だったでしょうか。この本をソファに座って泣きながら読んだのは。

ちょっと人生にくすぶっていた私は、失敗しても決してあきらめない著者のチャレンジ精神に大きな感銘を受けたのです。

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著者が取り組んだのは、発展途上国の最貧地域の高校生を対象に、DVDを使った映像授業を展開する事業です。
簡単に説明すれば、首都圏の予備校でカリスマ講師の授業を録画して、それを貧困地域の高校生たちに提供するというものです。

新しい事を始める時には、さまざまな障害が立ちはだかります。
ボロボロになりながらも著者が挑戦を続ける姿勢、その過程でのさまざまな出会い、人の役に立つことの喜び...。

本を読みながら、著者の人生の一端を垣間見させてもらい、体の芯が揺さぶられたような気持ちになりました。
何度か失敗したぐらいで「あぁ、私はだめなんだ」などと考えていた自分に、「そんなことない!まだやれる!」と、まるで声をかけてもらったような気さえしました。
「微力かもしれないけれど世界を良くする仕事がしたい」。そう思いました。

確信した2冊目

すっかり感化された私ですが、次に手に取ったのはこの本でした。
この本は、病児保育を事業化するために奔走する話です。

  1. 「社会を変える」を仕事にする ― 社会起業家という生き方(外部リンク)

1冊目に読んだ本と、こちらの本はとても似ている部分がありました。
上手く行かなくても、とにかく諦めずに突き進む姿勢です。

「事業が成功する人というのは最初から上手く行くものだ」と、どこかでそう思っていたのかもしれない自分に気づかされました。

新しいことを始めようとする時、周りの人たちが応援してくれるとは限りません。
特に親しい人たちに「できる訳ない。やめた方がいい。」と眉をひそめられる経験は、とても辛いものです。
なかなか上手く行かないと「あぁ、ダメなんだな」と諦めの気持ちがわきます。

これら2冊の本は、そんな苦しさに陥っている人間にとって、大きな勇気を与えてくれる存在です。

成功と幸せについて

とはいえ、この2冊は一定の成功を収めた人物が書いた本です。
成功を収めた人が「努力が大切」と言ったからといって、努力すれば誰でも同じように成功できる訳ではありません。
酷な言い方ですが、水脈のないところに井戸を掘り続けて一生が終わる可能性があります。

では進むか辞めるかは、どこで線引きしたら良いのでしょうか?
そんな疑問が湧きました。

そして自分なりの2つの答えを見つけました。
1つ目は、「それでも勝算があるなら続けてみよう」というものです。
生きていると不思議なもので、目の前の状況を冷静に考えるとまったく上手くいっていないのに、なぜだかどこかで上手く行くような気持ちが消えないことがあります。
いわゆる「根拠のない自信」でしょうか。
このともし火のような気持ちが、時に消えそうになりながらも、それでも消えずにかすかに残っているのなら、続けても良いのかなと思いました。

2つ目は、「挑戦の過程自体がわくわく楽しいかどうか?」です。
もちろん多少の産みの苦しみはあるでしょう。けれど、挑戦の過程そのものが苦しいのならば、その先にある成功は決して自分を幸せに導いてくれるものではないと思うのです。
いくら成功しても、幸せでないなら何の意味もありません。

少なくても日本社会は今、成熟社会。心の時代。人々の自己実現欲求が大きい時代。
自殺者の多さからも分かるように、物質的に満たされていても全然幸せでない人たちの苦しみが渦巻いている時代です。
そんな時代に私たちは生きているのです。
苦しみに耐えて成功したところで、しばらくしたら「だから何?幸せじゃないよ?」となって、また幸せを求める無限の挑戦をしなくてはいけなくなります。

お客様の側も、商品やサービス自体だけを判断基準に購入を決めるのでなく、「なんとなく楽しそうな雰囲気」みたいなものに引き寄せられて購入する場合が多々あります。
だから楽しく取り組んでいる事業の方が、断然上手くいくと思うのです。

自分軸の幸せを持って、自分を満たし、そして他者を満たし、幸せを掴んでいくこと。
私たちが何よりも挑戦すべきはそこなのかもしれません。
だから挑戦自体が苦しいなら、辞めた方がいい。そう思いました。

わくわく出来る努力を続けよう!

2冊の本との出会いから、挑戦を続ける大きな勇気をもらい、挑戦を続けるべきか辞めるべきかという考察を通して、成功と幸せについて軸を見出しました。

思う事は、「水脈を見極める知恵を持ちながら、わくわく出来る努力を続けたい」ということ。
のびやかな創造性を発揮して、この時代を、この社会を、全力で駆け回ってみたいということです。
まだまだ心のブレーキはゼロではないけれど、少しずつそんな理想に近づけたらいいなと思いました。

ぜひ皆さんも京創舎を舞台に、幸せな花を開かせてみて下さい!
ありのままで過ごせる心地よい環境と、会員さん同士の多彩な才能の出会いによって、きっと皆さんのパワーはますます活性化されることと思います。
そして道に迷った時には素敵な本が、皆さんの背中を押してくれることでしょう。

スタッフ田村