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京創舎Blog

イベント
2017年02月04日(土) #イベント  #イベントレポート  #山口日記 

1月28日開催 手帳ワークショップ イベントレポート

スタッフの山口です。今回は1/28に行われた『未来から新たな一年をデザインしよう~そうぞう(想像・創造)する手帳ワークショップ~』のレポートをお届けします。

2017年も始まって一か月があっという間に過ぎてしまいました。大寒を過ぎ寒さもピークというなか、新たな一年をそうぞう(想像・創造)するために集まった6名の参加者のみなさんと午後からの2時間、ワークショップをしながらがっつりと熱い時間を過ごしました。

講師紹介

 はじめに、今回の講師森淑子さん(以下、森さん)の紹介から。(講師のブログはこちら

手帳 講師.JPG

女性の夢を叶える手帳コーチ 森淑子(もり しゅくこ)

1972年生まれ宮城県仙台市出身。子どもの頃から文房具が大好きで、お小遣いの大半は文房具と本代に使う。

高校卒業後に裁判所速記官に任官し、東京で4年間勤務した後、結婚後は関西へ転勤。

うつ病を経験し、子どもの不登校で悩んでいた頃にコーチングに出会い、人生観が大きく変化。

また、不登校だった子どもにも変化が起き、その体験から、2013年に22年間勤務した裁判所を退職し、ライフコーチとして独立。

2014年に大好きな文具や手帳の知識とコーチングを組み合わせて、手帳コーチングを開始。手帳を活用した女性のワークライフバランス、メンタルマネジメントを得意とする。

子供は3人で、昨年度はくじに当たりPTA会長、枚方市PTA協議会書記も務めた。お酒が入ると、帰り道に必ず本屋と文具コーナーへ行く癖がある。方向音痴の割に、電車と出張好き。

年間10冊以上手帳を買うマニア/主な手帳はほぼ日手帳/現在所有するマスキングテープは130本以上

資格 CPCC(プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ)産業カウンセラー

 自己紹介をしつつ、参加者の前ににこやかに立つ講師の森さん。「私のことを先生とは呼ばないでくださいね。」とお話しされ、以下の注意事項も話してくださいました。

    1. 自分の気持ちを大切に
    2. 相手の気持ちを大切に
    3. 秘密を守る

手帳 講座開始.JPG

 講師の森さんは、参加する場を安心安全にすることをとても大切にしておられました。この気遣いが暖かい場をつくっているのだと感じました。

講師の自己紹介のあとは、参加者それぞれの自己紹介タイム。

手帳 自己紹介.JPG

 今日のワークショップの間に呼ばれたい名前と、どこから来たのか、今回の講座を受けて持って帰りたいものは何か等をそれぞれ話していきます。出身も年齢も様々な7名。お互いの事が分かり場が温まってきたところで、いよいよワークショップのスタートです。

脳みそブルブル?!

 ワークショップは、「今から質問をしますので、2分間で目の前の紙に書き出してくださいね。」という森さんからの言葉から始まりました。普段は考えていないような内容の質問がどんどん出されます。ちょっと考えているとすぐに時間がきてしまうので、直感で思いついた言葉をどんどん書き出していきます。集中しているうちに15の質問は終わり、すぐに書いたものをざっと眺めていきます。すると、人それぞれキーワードのようなものが浮かび上がってきます。無意識に思っていることが言語化されるという体験です。単純計算しても2分×15個で30分ワークに没頭したわけですから、結構な疲労度だと思うのですが頭はフル回転状態で、気持ち良い感じを覚えました。いつもは使わない部分も使われていたのか、「脳みそがブルブルした」と表現する参加者もおられました。

手帳 ペアワーク様子.JPG

 ワークの後、隣の人とキーワードについてや、自分が何を思って何を感じたかを話しあうのですが、数分では語りつくせない様子で、どんどん会話が弾んでいきます。その後、ペアとなった人の言葉から感じたことを付箋に書いて渡すのですが、気恥ずかしくて勇気がいることでした。でも、感じたことをメッセージとして相手に送ることはとてもいいこですね。私も、メッセージをもらったことと、書かれている内容がうれしくて、受講が終わった今も付箋を手帳に張り付けています。参加者のなかでも「付箋に書いて渡すって、いいですね。貼っておけるし、とてもいい。」と話されている方もいました。

 さて、ワークで気づいた自分のやりたいこと、夢、願いが分かったら、叶えるためには行動していくことが必要になってきます。森さんはそのための方法も教えてくれました。

  1. 人に話す
  2. 書く
  3. 発信する
  4. 自分の中で温める

これらの行動を起こすことで、叶いやすくなっていくんですね。シンプルだけど、力強い方法だと思いました。森さんは他にもコツを語ってくださいました。また、やりたいことをしようとすると、「上手くいかないんじゃないか」という考えが出て、行動が止まってしまうことがあるそうです。それらは、ドリームキラー、グレムリン、サボタージュ等といわれていて、やりたいことがあればあるほど、思いが強ければ強いほど出てくるのだそうです。この「できないのではないか?」という思考から抜け出すには、上手くいかない思考に「キャラクター付け」をするのだそうです。(例えば、ロッテンマイヤーさん、がみがみ教師等) そして、キャラクターの声に気づいた時に「無視、ねぎらい、癒す」等の方法をとることで、「うまくいかないんじゃないか?できないんじゃないか?」という考えに対処できるようになりますよ、とのことでした。

五年後を想像してみましょう

 休憩を挟んで席替えのあと、五年後のある一日をイメージするワークをしていきます。まさに、未来をイメージするワークです。目を閉じて、一日の様子を森さんのナビゲーションによって想像していき、ナビゲーションが終わってから、一気に書き出していきます。

書き終わってから、グループ内で一人ずつ発表し、発表した人への感想やメッセージを付箋に書いて、お互いに渡していきます。前回同様、気恥ずかしさもありましたが、精一杯のメッセージを書いて相手にお渡ししました。私もメッセージを頂きましたが、それを読むたびに心が温かくなっていきます。

 ここで、「理想の一日を人に言ってみて、どうでしたか?」と森さんからの問いかけがありました。私は「叶いそう。すぐできそう。できないと思っていたけど、できる!と思えた」とメモに残しました。今、メモを見返しても、イメージワークの時の感覚がよみがえってきて、「やれることからやろう。」という気持ちになります。イメージすることの力を感じました。

森さんは、「特に変えたい。できそうだ。と思う事を、すぐにやっていくと願いが叶いやすくなりますよ。」「自分の未来に期待すること、自分で自分を教育(洗脳)することで夢に近づいていけます。」と仰っていました。また、イメージワークで書いた時間軸の書き方が、自分に合ったタイプの手帳を探すヒントになるということで、それにはとても驚きました。

 今回は新しい一年をデザインするという内容でしたが、あっという間に時間が来てしまい、自分にあった手帳の使い方についても知りたい!と思いました。講師の森さんは講座が終わってからも時間の許す限り個別に参加された方の質問に答えてくださいました。この時間にいただいたアドバイスで、自分の予定や、やっていることが可視化されて、色々なことが明確になった方もおられたようです。

手帳 個別.JPG

 今回は濃く、楽しい時間を過ごした皆さんが明るい表情だったのが印象的でした。手帳の使い方や付箋の使い方、文具の語りをもっと話してほしいとの要望もありつつ、夕暮れのなかワークショップはお開きとなりました。またチャンスがありましたら、付箋や文具について深く語り合いたいですね!

イベント情報

京創舎では、今後も盛りだくさんのイベントを企画しています。(イベント情報はこちら)「これは!」と思うイベントがありましたら、是非ご参加ください。おまちしています!

スタッフ 山口

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